2019年03月06日

電子工作

 こんにちは、今井です。

 今回は、特殊な用途で使用されていた放電管装置を紹介します。

  
 ストロボ放電管 SN−4A1はストロボスコープの光源として使用されていたものです。
 ストロボスコープは高速で回転しているもの 扇風機、ファンや、振動しているもの 共振しているスピーカーなどに照射し、回転数、振動数の測定、運動状態の観測などに使用されるものです。

 アークリレー放電管 GR−11は魚群探知機などのトリガー管として使用されていたようです。

 これらの放電管の放電実験が行える装置を製作しています。
 現在製作中のため、使用した放電管、真空管や部品や実験の様子などを紹介します。
 
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 冷陰極4極アークリレー放電管 GR−11とストロボ放電管 SN−4A1
  ガスが封入されており、赤い閃光を発します。

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 定電圧放電管 LS−2B LS−5B
 
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 定電圧放電管 VRA145-T VRA135/50  
 発振回路の電圧を一定に保つために使用しています。 ガスが封入されており、電圧が加わるとオレンジ色に放電します。
 
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 左からダンパ整流管6R−K19、レギュレーター管6RA3、3極管6J6
 整流管は交流を直流にします。
 レギュレーター管はアークリレー放電管、ストロボ放電管に加える電圧を変えられるよう使用しました。
 3極管は発振回路 アークリレー放電管の点滅回路に使用しています。
 
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 その他の部品 各種コンデンサー、抵抗、線材、電流計、ネオン管、ヒューズ、 真空管ソケット、変圧器 、各種スイッチ ツマミ 他

 
 今回は全ての回路に真空管を使用し、他の部品も真空管時代(1950年前後)の物を使いました。
 それらの部品は現在製造されていないものが多いので、気長にゆっくり探します。古い装置から取り外したものや、中古品、長い間使用されずに保管されていたものなどを入手し、テスター、測定器でチェックして使用します。
 
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 アークリレー放電管が高速で放電している様子

 電子回路は、当時の回路集や電子管のハンドブックなどを探してきて参考に実験し、動作するよう部品の値を変更や回路を追加し、回路図にも結果を書き留めておきます。装置にできる可能性が出てきましたら、回路図を元に、実態配線図を描き、実際にケースを加工、塗装し、部品の取り付け、配線をしていきます。
 
 テスターで動作チェックしながら、慎重に進めていきます。
 
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 ケースに組み込み動作チェックしているところ  真空管のヒーターが橙色に灯っています。



 実験ですので、思い描くような結果にはならないことが多いのですが、思いがけない発見もあります。

 製作には、まだしばらくかかりますが、完成しましたら紹介したいと思います。




 そして、私も背景として参加している「どろろ」好評放映中です。
 是非、ご覧ください。

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2018年06月24日

思い出の交流電気機関車

 こんにちは、今井です。
 
 今回は鉄道のことを書こうと思います。
 
JR以前の国鉄時代、1960年から1970年後半くらいまで、主に東北本線で活躍した、交流電気機関車を紹介します。
当時、高速道路ができていなかったため、貨物列車や客車、電車が人々を乗せ、荷物を運んでいました。
電気機関車は、動力を持たない貨車や客車を牽引していました。

私が小さい頃、仙台にある長町機関区へ、この電気機関車を見に、父によくつれていってもらいました。
長町機関区、操車場は東北にあるものの中でも規模が大きく、貨車、電気機関車の検査、修理、整備、洗浄がなされていました。 たくさんの電気機関車が佇んでいる様子がなんともいい感じでした。
交流電気機関車特有の赤色に、天井には、パンタグラフと大きな白い碍子(がいし)がたくさん付いていて迫力がありました。
 
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 写真は1970年はじめ頃の長町期間区内の交流電気機関車ED71(左側)、ED75(右側)
奥左側に仙山線で活躍したED91 21号機も見えます。


 そして時が経ち、ED71は廃車になり、長町機関区も役割を終えました。

 そして福島県JR船岡駅近くの公園に、あのED71が静態保存されていることを知りました。

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 写真は数年前に数十年ぶりにED71に再会を果たしたときの様子です。

この時、ちょうど新型電気機関車EH500と引退間近のED75の貨物列車がED71の横を通り過ぎていきました。
歴代の交流電気機関車を同時に見ることになって、感慨深かったのを思い出します。




最後にPablo参加作品の情報ですが、
『蒼天の拳 REGENESIS』が現在放送中です。

http://www.souten-regenesis.com/

そして7月からは『レヴュースタァライト』がTBSテレビにて放送開始されます。
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https://revuestarlight.com/

是非ご覧ください。

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2017年03月16日

エレクトロ二クス製作

 こんにちは、今井です。

今回はエレクトロ二クス製作で、以前に作ったもので、毎日使っているものを紹介します。

真空管6AQ5を使用した時限装置(タイムスイッチ タイマー)です。
1950年代のエレクトロ二クス回路集などを参考に、思いついたアイディアを盛り込み実験を何度か行った結果、実用性がみえてきたのでケースに組み込んでみました。
当時の真空管回路なので、丸型電流計など、それらしい年代物の部品を使いました。
使用できる時限時間30秒から15分ほどで、セットした時間がくるとブザーが鳴ります。リレースイッチを使用しているので、電化製品などにつなげてスタートON またはOFFさせることもできます。

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  真空管6AQ5

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  使用した部品の一部

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  実験しているところ テスターで電流などを測定しながら進めていきます

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  紙に簡単な配置図をかいて、ケースに組み込んでいきます

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  内部の様子

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  実際に装置を作動させ、時間の目盛りを記入していきます

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  時計を見ながら根気よく続けていきます。

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  待機状態 赤のネオンランプが点灯しています 
  つまみを希望する時間に回します

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  左側のスイッチを下に入れると緑色のネオンランプが点灯し、電流計が右に振れるのを確認します

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  左右のスイッチ上に入れます ここから時限回路が働き、タイマースタートします

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  時間が経過するにしたがって電流計が0の目盛りに近づいていきます

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 時間がきて緑ランプが消灯し、ブザーが鳴って知らせます
  
 この時限装置をキッチンタイマーとして毎日使っていますが、故障することなく働いています。
 特に、ゆで卵などをつくるときに重宝しています。

 そして、先月放送された「龍の歯医者」がNHK、BSプレミアムにて再放送されます。
 前編、後編つづけて3月20日(月)午後4:15〜
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 公式サイト
http://www.nhk.or.jp/anime/ryu/#
 前回見逃してしまったという方はぜひご覧ください。
 Amazonプライムでも前後編視聴できます。

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 また、来週3月21日(火)は「ACCA13区監察課」11話放送です。
最終話に向けてますます盛り上がっていきますので是非お楽しみに!

 公式サイト http://acca-anime.com/


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2015年04月02日

コンプレックス サウンド ジェネレーター

 こんにちは、 今井です。
 いつも、さかな通信をご覧いただき、ありがとうございます。
 
 さて、今回は、最近作ったエレクトロ二クス工作を紹介します。
 
 1970年代の娯楽施設にあったアーケードゲーム機 ピンボールゲームなどの効果音に使用されていたICチップ(集積回路) コンプレックス サウンド ジェネレーターを使って、効果音開発装置を製作しました。
 
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たくさんのツマミやスイッチ、ボタンなどがついていますが、これらは、幅広い音を出すためのパラメーターで、これらの値を変化させることによって、さまざまな効果音をつくりだすことができます。

 リアルサウンドというよりは実際とはちがう、イメージ的な、それらしい感じの、どこか懐かしい音です。
プロペラ機、ヘリコプター、蒸気機関車、ジェット音、UFOの音、サイレン 警報音、その他、さまざまなイメージ的な音を作り出すことができます。
 
 効果音開発装置の構成を、簡単に説明します。
  
 VCO トーン出力 おもに音程の高い音を発生します。 波形を変化できます。
 SLF 低周波音 おもに音程の低い音を発生します。 波形を変化できます。
 NOISE ノイズを発生します。 フィルターやクロックで質が変化します。

 これらを、ミキサーでセレクトして混ぜ合わせて希望の音を作っていきます。
さらに音の立ち上がり、立下りを変化させることができるので、例えば、蒸気機関車がだんだん近づいてきて、次第に遠ざかってゆく、といったこともボタンひとつの操作で可能になります。

 なにしろ、たくさんのパラメーターがありますので、希望する音、気に入った音が、また出せるとも限らないので、作った音のパラメーター値を写真や図、表に記録しておきます。

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 実際に音を出しているところ 左側の装置は中学生のときに作ったアンプです。
 
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 内部の様子 配線がかなり多いので間違いのないように何度もチェックします。

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 効果音主体の装置ですが、音の幅が広く偶然性も高いので、単純に音を出しているだけでも楽しく、録音して何かに使ってみても面白いかもしれません。






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2014年04月12日

エレクトロ二クス工作 ラジオ製作

  こんにちは、今井です。
  
 いつも、さかな通信を観ていただき、ありがとうございます。

 さて、今回は、久しぶりにエレクトロ二クス工作です。
 最近作ったものがありますので、それらを紹介します。

  2石AMイヤフォンラジオ
 1960年代のラジオの回路を参考に、できるだけ年代物の部品を使いました。
 小学生の頃に集めた部品も使いました。
 ゲルマニウムトランジスタ(2SA104 2SB113)を使用

 プリント基板は使わず、ベーク版を土台にして、ハトメを打って裏で配線します。 

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 ゲルマニウムトランジスタ

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 ラジオに使用する、さまざまな部品

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 完成したもの

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 内部の様子

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 裏側の配線
 
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 室内でも、1−2mのビニール線アンテナでも、AMのほとんどの放送を聴くことができました。
 選択度もよく、混信もありません。 実用レベルです。


  2石FMイヤフォンラジオ   
 小中学生の頃、よく見ていた科学雑誌が手元にあり、FMラジオの製作記事が載っており、
 懐かしさから、実体配線図そのまま作ってみました。

 シリコントランジスタを2つ(2SC839 2SC1815)使用します。
  
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 シリコントランジスタ
 
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 完成したもの
 
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 内部の様子 右側に自作したコイルがみえます
 
 室内でもアンテナなしで、3局ほど入りました。音声はなかなかクリアです。
 チューニングには、少し慣れが必要ですが、実用になります。 

3石増幅器(アンプ)
 先ほどのAM FMイヤフォンラジオなどを、スピーカーで鳴らすための装置をつくりました。
 ゲルマニウムトランジスタ(2SB113 2SB171 2SB495)を使用。
 
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 完成したもの となりは、ダンボールで簡単に作ったスピーカー
 
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 横から
 
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 後ろから
 
 かなり小さな入力信号でも、大きな音で鳴らすことができます。
 普通のオーディオ信号も使えるように、入力を2系統にしました。
 ラジオなどは、十分な大きさでなりました。

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 実際にラジオを接続して聴いているところ

 
 当時集めていた部品を使ったり、ジャンク屋さんをまわって昔の部品を探したりして、その時代に
 思いを馳せながら、作るのも電子工作の楽しみのひとつです。




posted by パブロ at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(今井)