2018年01月25日

飼育している魚

 こんにちは、今井です。

最近の私は4月から放送開始の吉岡さんが美術監督を務めるTVシリーズに参加しています。
タイトルは未だ公表できませんが、多くの皆さんに知られている原作がアニメ化される作品です。
近々スタッフの公表があると思いますのでその際は告知していきますので是非ご覧下さい!

さて、いつも当ブログ内のさかな通信を、見ていただきありがとうございます。
今回は現在、飼育している魚を紹介します。

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 ウナギ 40cm前後。 夏の小河川の河口付近でマハゼを釣っていて、夕方暗くなってきた頃に掛かってきました。
 ウナギは、夜行性で昼間は物陰に身を潜めていて、夜、暗くなると活発に動き回り獲物をさがします。

 水槽の中では、昼間は石の下や砂利に潜っていたり、岩などに体を巻きつけています。
力も強く時には、石組みを倒し、カキ殻や砂利の中を早い速度で移動していく様子は迫力があり、観察していておもしろいです。

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 慣れるのに少し時間がかかり、人の気配を感じると、すぐに奥に隠れてしまいます。
餌はエビ、イカ、しらす干し、魚の切り身などよく食べ、慣れてくると餌をピンセットから食べるようになります。 観察していると、目で見て獲物を探すより、臭覚に頼っている感じがします。

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 左からカサゴ、ウナギ、マハゼ

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 カサゴやマハゼも一緒に飼育していますが、特に争うこともありませんが、ウナギ同士が噛み合っているのを時々見かけます。


 
 
 以前、紹介したことがあったキュウセンですが、砂の中に潜って寝ていたキュウセンが、朝になって砂から出てきたところを連続写真で撮ることができました。

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 水槽内では朝10時くらいに起きて、昼2時には砂の中に潜ってしまいますが、自然界では、夕方まで泳いでいる姿を見ることができます。


2017年09月17日

都心周辺の小水路に棲む生き物

 こんにちは、今井です。
この半年あまり私は短編の作品を手伝いつつ
「はいからさんが通る前編」の背景美術制作に参加していました。背景美術の作業はほぼ終了していますが現在は全体作業の調整中です。11月に公開になりますのでお楽しみに!

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http://haikarasan.net/

さて今回のブログはさかな通信になります。
都心周辺の水辺を生活の場にしている魚や生き物たち、そして、それらの魚たちを手軽に観察、採集できる、やさしい釣りを紹介します。 

 東京都心周辺には、いくつもの小水路が人工河川や運河、港などの間を通っており、様々な生き物が生息しています。水路沿いに緑道や公園になっているところも多く、中には、親水公園もあり、浅場にアシが生えていて、小魚や小さな生き物たちの楽園のようになっているところがあり、とてもいい観察場所です。
 海が近いので、潮の干満の影響を受け、汽水でもやや淡水よりです。そのため、マハゼ、ウロハゼ、チチブ、ボラ、セイゴ(スズキの幼魚)、カイズ(クロダイの幼魚)、などの汽水魚が中心になります。
 
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 アシが群生し浅場が広がっているところは、多くの種類の小魚の生育場になっています。

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 ボラの幼魚 網で採集したもの
 
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 アベハゼ4cm 釣ったもの 3,4年ほど飼育しています。マハゼやチチブも同じくらいの大きさで、一緒に飼っていましたが大きく成長して2年ほどで死んでしまいましたが、アベハゼはほとんどこのままのおおきさです。

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 チチブ7cm 釣ったもの
 
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 ウロハゼ15cm 身を隠せる石が沈んでいる所などにいます。大きいものは20cmを超え、小魚を丸呑みにします。

 
 
 手のひらサイズ(5~10cm)くらいの小魚が多いですから、小物用のやわらかい短めの竿があれば十分です。釣り糸は1号以下、かみつぶしおもり、釣り針は袖3〜5号くらい できれば、かえしのない、スレ針がよく、掛かった魚を簡単に外せます。えさは細いミミズなど釣具店に売っています。スーパーなどに売っているむきえび、あさりの剥き身も手軽でよいかも知れません。
魚のいそうな所 護岸の際の水底あたりを探って生きます。魚がいれば、引っ張るような感覚が手に伝わってくるはずです。タイミングよく軽く竿をあおると、えさの付いた針をくわえた魚の口に針が掛かり、釣れます。
足元から水面まで高い所もありますので、小さめのロープ付きの折りたたみバケツで水を汲み、観察用の小さい水槽を使って採集した生き物を観察します。
これらの魚以外にも水鳥やギンヤンマ、テナガエビ、シマハゼ、アベハゼなどの姿もみられました。
 感動したのは、カイズ(クロダイの幼魚)を確認できたことです。
 
 地下鉄などを使って手軽にこのような生き物を見られるのはうれしいものです。


2016年10月14日

身近な魚を飼う

 こんにちは、今井です。
 
 スタジオPABLOで美術背景を担当している「マジきゅんっ!ルネッサンス」と「フリップフラッパーズ」
 好評放送中です。是非ご覧下さい!
 
  
 そして、僕が当ブログで定期的に担当している
 さかな通信をご覧いただき、ありがとうごさいます。
 

 今回は、現在飼育している魚を、紹介します。
 



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 ギンポ 25cmくらい
中河川の河口(川と海の水が混ざり合うところ 汽水域)の底付近で釣りました。
浅い海の岩礁帯や消波ブロックの中などにも棲んでいます。

水槽の中へ入れると、かき殻のすきま奥深くに消えていきました。

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獲物の気配を感じると、かき殻の奥から、あたまを出してきます。
エビ、イカ、魚の切り身など、より好みせず、なんでもよく食べます。
底に沈んでいる餌だけでなく、中層や水面に浮いているものまで、積極的に捕らえます。
手から餌を食べることもあり、餌と間違えて手を噛まれることがあります。
体が長くやや太めのせいか、餌を追う姿は迫力があります。

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 地味な魚ですが、実際に飼育してみると楽しく、さまざまな発見があり、興味がつきません。
 これからも、観察を続けたいと思います。





 

2016年05月13日

新しく加わった魚たち

 こんにちは、今井です。

 いつもさかな通信をごらんいただき、ありがとうございます。
 さて、今回は、水槽に新たに加わった魚を紹介します。



 
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 ヨロイメバル 11cm  小さな漁港の岸壁下2m前後の底付近で釣れました。

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 獲物を捕らえすばやく反転しているところ


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 ゆっくり移動する巻貝(スガイ)をじっと見ています。

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 イワヅタの隙間から覗いているところ


 メバルという名前がついていますが、カサゴやソイのなかまに近い感じがします。
体の色は渋く全体的に重量感があり、中層を泳ぐのがあまりうまくなく、長い間浮いて泳いでいられず、ヒレの動きを止めると、落ちていきます。
しかし、底付近では、ヒレをうまく使って底を這い回るように、すばやく移動します。
上をよく見ているので、水面に浮いている餌に反応がよく、水しぶきをあげ、餌と一緒に空気まで食べてすばやく戻っていきます。 獲物を見つけたときの突進力は、他の魚を圧倒します。
 
 
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 メバル 7cm 水深3m前後の岸際で釣れました。おとなしい性質で、やや臆病です。

  
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 奥中央にキュウセン その下にヨロイメバル 

  

 海藻の近くでふわふわ泳いでいて、上のほうを気にしている感じです。
自分より上にいる獲物に対してよく反応し、水面に浮いている金魚の餌や乾燥したアミエビなど、上手に食べます。
ヨロイメバルとの相性はよくなく、時々追いかけ回されていますが、自由自在に体の角度を変えて、うまく上のほうへ身をかわします。


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 新たに加わったコケギンポの仲間 以前紹介したものより茶色がかっています。

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 以前紹介したコケギンポ 黒っぽく小さな白い点が見えます。

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 イワヅタのベッドに揺られています
 
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 縄張り争いするコケギンポ たまに噛み付き合っているのをみることがありますが、すぐにおさまります。

 
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 長く生きている(4年目くらい)ハオコゼ 獲物に狙いを定めています。
 
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 ハオコゼは3匹いますが、その中でも、もっとも強い警戒心を持つ赤味の強い個体。
夜になり、照明が落ちて手前に出てきたところ。 

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 水槽を上から見たところ。  




 
 魚の種類によって、さまざまな習性があり、まったく同じ種類でも、性質が違っており興味がつきません。





2015年12月03日

初めて飼う海の生き物たち

 こんにちは。 パブロの終わりのセラフ班で背景を担当しています、今井です。
 セラフでは手描きの表現を極力画面に取り入れようと取り組んでいます。 
 そんなセラフにかかわれるのも、あとわずかになりました。
 残りの話数も頑張って取り組んで行きます。


 そして今回のさかな通信ですが・・・
 最近、磯の潮溜まりや漁港などに棲んでいる魚や生き物を採集したので、ご紹介していこうと
 思います。
  
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 イソクズガニ  潮溜まりの海藻が生い茂っているところにじっとしていました。


 
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  ハサミがみえます。

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 写真は水槽の中です。 動きが非常にゆっくりしていて、他の生き物に狙われやすいため、自分がいる環境に溶け込むよう海藻など身に付けてカムフラージュ(擬態)します。 目が慣れないうちはどこにいるのかまったくわかりません。
  
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 岩の裏についていた白いカイメンを付けた状態。


 
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 ブドウガイ  おだやかな潮溜まりの泥底にいました。体長1〜2cmくらいです。ウミウシのなかまですが、派手さはなく、背中に貝殻がみえます。
 
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 ガラス面や岩に付着した藻や海苔をよく食べ、しかもよく繁殖するので水槽内がきれいになります。
 
 
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 コケギンポのなかま  小さな漁港の岸壁の底 水深3〜4mのところにいました。全長8cmくらい
 
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 ふだんは岩の狭い隙間にいて、獲物が通るのを上目遣いで見ていて、射程距離に入るなり大きく口を開けて捕まえ、すばやく棲みかに戻ります。 他の魚が近くを通ると、大きく口を開けて威嚇し、自分より大きな魚でも追い返します。


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 キュウセン  水深50cm〜1mくらいの砂地の浅瀬にいました。 動きがしなやかで狭い岩の間もうまく泳ぎます。 餌を捕えるのが非常にはやく、大食漢で目を常に上下左右に動かし餌を見つけ出します。そのため、他の魚がいつまでも餌を食べることができません。

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 しかし夕方になると、あっという間に砂の中に潜ってしまって翌日の昼になるまで出てきません。
この間に他の魚や生き物に餌をあげることができます。写真は起きて間もない状態のもので、まだ顔に砂が付いています。

 
 
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 小さなハオコゼで全長5cmくらい。  まだ慣れていないため、よく隠れてじっとしています。この水槽にはいつもハオコゼが入っています。




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 潮溜まりの生物は、素手やピンセット、小さな網などで十分捕まえることができます。すばやい魚などは、
簡単な仕掛け(短い竿、細い釣り糸、軽いおもり、かえしをつぶした小さい釣り針)で釣ることができます。
捕らえた生き物(小魚2〜3匹)は、フタ付きのバケツ(3Lくらい)に入れ、1時間おきくらいに海水を入れ換えます。 暑い日でなければエアポンプなしで数時間運ぶことができます。
 
 このようにして比較的簡単に飼うことができ、初めて出会った個性的な魚や海の生物を長い期間観察することができます。