2015年11月29日

アニメ(ーター)見本市の打ち上げ

こんにちは、伊藤です。

作業場が窓際に移ってから、寒くて寒くて
液タブで暖を取っている今日この頃です。

そして、
アニメーター見本市で公開されている「ザ・ウルトラマン」という
作品にちょこっとだけ関わらせてもらったのですが、
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ほんとにちょっとだけ・・・

先日、その打ち上げに行ってきました!
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※アニメーター見本市とは
制作会社スタジオカラーとドワンゴが贈る短編映像シリーズです。
公式サイトhttp://animatorexpo.com/

パブロでは「龍の歯医者」、「偶像戦域」、「ザ・ウルトラマン」の3作品で
美術監督と背景作画で参加しています。



アニメの打ち上げというものに行った事がなかったのでガクブルです;;
ひたすら先輩にひっついて、パブロがお世話になった人たちへ挨拶して回りました。
広い会場で、立食パーティで、大御所オーラが凄まじい方々が100人近くいて、そわそわが止まりません。
でも、こうやって打ち上げで大人数が集まっている光景を見ると、アニメーションは本当に沢山の人たちの力で出来ているんだなぁと実感します。

最後に、エヴァで有名なあの庵野秀明さんと写真を撮らせていただきました!
このミーハーぶり
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打ち上げの後、見本市の作品をすべて見ましたが、
何かと規制されだした表現に対してのレジスタンスと受け取りました。
こういう挑戦的で面白い企画に少しでも関われたことは嬉しいです。


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2015年11月21日

雲とセラフと私。

こんにちは。石田です。

気がつけばもう冬ですね。セラフの一期の作業をしてたときは夏前だったので、作品の中で色づいた木や枯葉を描くのに違和感がありましたが、いつのまにか季節が追いついてセラフの世界と同じ時期になりました。早い...。

そんなセラフは絶賛作業中で、スタッフ一同奮闘しております。

その中で私はというと、空を任されることが多くひたすらに空を描いておりました。

OPのぐるぐるまわる空をはじめ、阿修羅丸の空間だったり、太陽が出たり隠れたり、雨雲になったりと、セラフはよく雲が動きます。
紙に描いた雲を手描きの要素も残しつつ、でも自然でかっこいい雲になるように、毎回うまく作品になじんでるかドキドキしながら、試行錯誤しながら、作業しています。


ではここでセラフ雲のポイント。 
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このようにパレットナイフでザッてタッチが入るとセラフらしくてかっこいいですよね。



絵の具で描く雲って見た目以上にそれはそれは難しくて、新人のときにあまりの描けなさに愕然とした思い出があります…。
それ以来、どうしても先輩たちの描くようなふわふわの真っ白い雲が絵の具で描けるようになりたくて、ひそかに練習なんぞもしたりしていました。
日常の中でも一番身近に見本があるので、空を見上げることもいっぱい
増えました。


そして今まで撮りためた私の雲コレクションの一部…


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本物の方が絵よりも絵っぽくなることもありますよね。

うーん。奥が深い…!


その微々たる積み重ねをセラフという作品の中で、活用することができて、
ちょっぴし心の中でガッツポーズ。…やっててヨカッタ。

これからももっとかっこいい絵を描けるように目指して日々がんばります。


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2015年11月14日

ジロデ信州

こんにちは〜!山と自転車をこよなく愛している赤木です。

秋になると体を動かしたくなります。仕事の合間をみては、山にこもっております。


スポーツにはもってこいの季節になりました。
 
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先月11日、毎年恒例のアニメ業界のサイクリングイベント、「ジロデ信州」に行ってきました。
  
ジロデ信州とは、1997年にスタジオジブリ主催で始まったサイクリングイベントです。
アニメ業界には、自転車好きがたくさんいます。
部署や会社にかかわらず、アニメの仕事をしている人なら、誰でも参加することができます。
年を追うごとに出場者が増え、現在は各制作会社の持ち回り主催になっています。 
 
ハーフコース(距離59.5km最大標高差989m)の他にも、
フルーコース(距離157.7km最大標高差1372m)
チャンピョンコース(距離166km最大標高差1372m)
変態コース距離(171.5km最大標高差1372m)などなど好きなコースから選ぶことができます。
 
ゴール地点での、バーベキューを食べながら
業界の人達とお話をするのが最大の楽しみです♪

 
私はハーフコースに参加しました。
山梨県万力公園がハーフコースのスタート地点です。
ハーフコースは万力公園を10時出発です。

朝から雨が降っていて、私は完全に戦意をなくしていました。
早めにスタート地点に着いたものの、雨が本格的に降っていたので、このままゴール地点まで車で行って、バーベキューして帰ろうと思いきや・・・。

他の参加者の方々が、この雨では棄権するだろうと信じて疑わなかった私の目の前をスタートしていくではありませんか!(意味がわかりません)
5分前まで走る気ゼロだったにもかかわらず、私もカッパもなしに走り始めることに!(雨が降ったら肉だけ食べて帰るつもりだったので、雨具は持ってませんでした)

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バシバシ直撃する雨で顔面崩壊。化粧はスタート1時間で見事な崩れ具合です。(のため写真は顔NGとさせていただきました)

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スタートがたまたま一緒になった背景描きのイケメンの優しいお兄さんと一緒に走れたことが、唯一心の救いになりました。

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雨の日も晴れの日も、毎日通勤で走っておりますが、峠越えは久方ぶりだったので非常に厳しかったです。


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来年は5キロくらい体の肉を落として参加したいと思います。 
 
 
posted by パブロ at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(赤木)

2015年11月02日

終わりのセラフ名古屋決戦編

こんにちは、吉岡です。

終わりのセラフ名古屋決戦編が、いいよ10月10日から放送開始されました。
6月30日に書いた前回の私のブログがセラフ一期の最終話放送のことを書いていたので
時が過ぎるのが速すぎて、恐ろしくなります。

前回のブログの予告通り、今回はセラフの背景の描き方の工程を写真を交えながらご紹介できればと思いますひらめき


今回描く工程を紹介するBGは、一期で何度も出てきた優一郎の家の前です。
このカットはミカエラの心情、寂しさや孤独感と心の支えでもある家族の住む家の雰囲気が
でればいいなと思い描きました。


●まずは、シリウス紙に紺色のカーボンで原図を写します。


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●全体に絵の具で地塗りをします、明暗をしっかり出しライトのフレア感も地塗りで描きます。
 地面も、少し濡れているような雰囲気を出します。
 右側の壁や地面は濡れているうちにパレットナイフで絵の具を重ねてあやを入れていきます。

  
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●手前や壁にざらざらしたマチエールが欲しいので、指でモデリングペーストを塗ります。
 乾かしたら、上からパレットナイフを大胆に動かして調子をつけていきます。
 

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●手前からパイプや地面のタッチを入れていきます。
 描き込むところとあえて描かないところを意識しながら描き進めます。


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●最後に奥の方を描きます。
 手前に横切る電線やハイライトなど、繊細に入れていくことで地面や壁の大胆なタッチとの差が出てくる
と思います。
 

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そしてこの後出来上がったBGをスキャナーでスキャンし、フォトショップでライトのフレアを足し完成ですひらめき


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この様な工程で、セラフのBGは出来上がります。



背景を描くスタッフが、一話から少しづつ自分の中で描き方を発展させて、
セラフの背景は一話ごとに進化していってます。

今週の放送は、いよいよ優一郎たちが名古屋に足を踏み入れます!
どんな風に名古屋の街が描かれるのか、背景の方も注目していただけると嬉しいです。


二期も一期の美術を踏まえたうえで、より良いものに発展出来ればとやる気がメラメラしています!!!
2期も終わりのセラフ名古屋決戦編をよろしくお願いします!



posted by パブロ at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(吉岡)

2015年11月01日

へんてこな混色

 
こんにちは。
スタジオPABLO代表の秋山です。
いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます。

今回は終わりのセラフの美術監督の吉岡さんブログ担当回でしたが
急遽、僕が代打でブログを書くことになりました!
 
ネタが急に思い浮かばなかったので
手近なところで、僕が普段どんな色を混色して描いているか少しですが、ご紹介していきます。
 
IMGP3781.JPG
 
これがさっき撮ったぼくの机の上です。
残念な汚さですね(^^;)

ポスターカラーの蓋は普段から開けっ放しです。
長期休暇以外は開いている為、乾燥したら水をかけて
刺さっている棒で(ぼくは100均の蟹スプーンを使ってます)
かき混ぜ復活させてます。 
 
そのポスターカラーに筆を直接突っ込んで
机をパレット代わりにして、描いています。

ポスターカラーに直接筆を突っ込んで色は混ざらないのかと
疑問を持たれるかと思いますが、混ざります!・・・のでたまに
混ざった箇所をプラスチックのスプーン等で取ったりします。
 
 
そして本題の混色ですが・・・
 
IMGP3770.JPG 

クロームグリーン1番とオレンジの混色。木の色等の茶色を作ってます。
 
昔先輩から教わって、一番驚いたのがこの混色です。
他にも木の色の混色で変わっているものはありましたが、大体赤系と緑系をまぜて茶色をつくっていました。 
 
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バーミリオンと黒の混色。暗い中に鮮やかさを出したいとき使ってます。
 
 
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エメラルドグリーンとピンクの混色。 明るい影色に便利です。 
 
 
 
たまに紫系と黄色系が混在する画面を描くときには
 
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ヘリオトロープとレモンイエローの混色。 これは濁ってしまうダメな例です。
このように濁ってしまいがちなので
 
IMGP3776.JPG
 
ブルーセレストとピンクと白を混ぜてヘリオトロープのような色を作ってから
レモンイエローと混色をすると、写真のように濁らずに済むという便利混色です。
 
 
色の扱いに関しては、他にもいろいろとありますが
よく使っているものを、ご紹介しました〜!
 
 
僕も先輩達から教わった色使いですが
それにしても
へんてこな混色をしますよね(^_^) 
  
 
 

 
posted by パブロ at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(秋山)